カテゴリー「映画DVD・ヤ行」の8件の記事

映画DVD・ヤ行 夜の上海

映画DVD・ヤ行 夜の上海 (2007)

今回の映画DVDは、「夜の上海」です。

本作「夜の上海」は、夜の上海を舞台に、言葉が通じない男女の恋を描いたロマンティック・ラブストーリーです。監督はチャン・イーバイ。日本/中国合作。

ヘアメイクアーティストの水島(本木雅弘)は音楽祭のため上海を訪れます。仕事を終えた彼は街をひとりで歩き出し、やがて迷子になります。

その時、彼はリンシー(ヴィッキー・チャオ)が運転するタクシーに後ろから追突されます。それがふたりの偶然の出会いでした、、、。

夜の上海のレビュー

旅先で出会った外国人どうしの恋を描いたラブストーリーです。言葉も分からないふたりが最悪の出会いを果たし、次第に心を通わせていく過程をユーモラスに綴ります。

主演のふたり以外にも日本からは西田尚美さん、塚本高史さん、竹中直人さん、中国側からはサム・リーさん、ディラン・クォさんなどが揃いました。予期せぬ出会いが新鮮な恋に至るロマンティック・コメディです。

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映画DVD・ヤ行 善き人のためのソナタ

映画DVD・ヤ行 善き人のためのソナタ (2006)

今回の映画DVDは、「善き人のためのソナタ」です。

本作「善き人のためのソナタ」は、東ドイツを舞台に、シュタージ(国家保安省)の内幕と、彼らに狙われた芸術家たちを描く、社会派ヒューマンドラマです。監督は、フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。

1984年、東ベルリン。シュタージの局員ヴィースラー(ウルリッヒ・ミューエ)は、劇作家のドライマン(セバスチャン・コッホ)と、彼の恋人で舞台女優のクリスタ(マルティナ・ゲデック)が、反体制的であるという証拠をつかむよう命じられます。

ヴィースラーにとって、この仕事は、出世するチャンスでした。彼は、盗聴器を通して、彼らの監視を始めます。しかし、ドライマンたちの世界によって、ヴィースラー自身が、変わっていくのです。

国家への忠誠を誓ってきたヴィースラーは、盗聴器を通じて、芸術家たちの思想に触れていきます。彼は、ふたりの男女を通じて、自由や愛に目覚めるのです、、、。

善き人のためのソナタのレビュー

ベルリンの壁崩壊(1989年)直前の旧東ドイツを舞台に、抑圧的な体制の中枢機関だったシュタージを、真正面から取り上げた、注目の社会派ドラマです。

フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督は、4年間かけて、歴史学者や目撃者への取材を敢行。秘密組織“シュタージ”の実態を暴露し、当時の恐ろしい状況を、見事に再現しています。

2006年ヨーロッパ映画賞作品賞受賞。ゴールデングローブ賞の外国語映画賞にもノミネートされました。主演のウルリッヒ・ミューエは、ヴィースラーの心の変化を、哀歓を込めて演じています。

東西冷戦下の東ドイツを舞台に、秘密組織の裏側を描きながら、その活動に人生を左右された人々を描き、十分におすすめ出来る、社会派ヒューマンドラマの傑作です。

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映画DVD・ヤ行 酔いどれ詩人になるまえに

映画DVD・ヤ行 酔いどれ詩人になるまえに (2005)

今回の映画DVDは、「酔いどれ詩人になるまえに」です。

本作「酔いどれ詩人になるまえに」は、世界中でカルト的人気を誇るアメリカ人作家、チャールズ・ブコウスキー本人の自伝的小説を映画化したドラマです。監督は『キッチン・ストーリー』のベント・ハーメル。

自称“詩人”のヘンリー・チナスキー(マット・ディロン)は売れない詩や小説を出版社に送り続けながら、その場しのぎの仕事で食いつなぐ生活を送っています。

ある日彼は、バーで知り合ったジャン(リリ・テイラー)という女性と暮らし始めます。酒とセックスばかりの毎日でしたが、チナスキーには言葉がありました。それは彼にとって、少しばかりの希望を与えるものでした、、、。

酔いどれ詩人になるまえにのレビュー

多くのアーティストに影響を与えた作家チャールズ・ブコウスキーの「下積み」時代ともいえる日々を映画化したドラマです。マット・ディロン、フィッシャー・スティーヴンス、マリサ・トメイが「フラミンゴキッド」(1984)以来の再共演を果たしています。

いつも酒を飲んで仕事も長続きせず、いい加減な自称“作家”の日常を、乾いたタッチのユーモアで描きます。だらしない男でも、自分の持つ言葉によってささやかな希望が与えられる味わい深いドラマです。

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映画DVD・ヤ行 ユナイテッド93

映画DVD・ヤ行 ユナイテッド93 (2006)

今回の映画DVDは、「ユナイテッド93」です。

本作「ユナイテッド93」は2001年の9.11テロ事件を描いた社会派サスペンス・ドラマです。監督・脚本は、「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。

この物語で描かれた「ユナイテッド航空93便」はハイジャックされた4機のうち、テロリストの標的に達しないまま墜落した唯一の航空機です。

2001年9月11日。ニューアーク(ニューヨークではありません)発・サンフランシスコ行きのユナイテッド航空93便は、40名の乗客を乗せて飛び立ちます。この航空機はテロリストによってハイジャックされてしまいます。

その直後、ワールド・トレード・センターでは2機の民間機が激突するテロ事件が発生します。ユナイテッド93便の乗客と乗員たちは地上で起こったことを知り、わずかな武器を手に立ち上がるのです。

ユナイテッド93のレビュー

アメリカ史上最悪のテロ事件である2001年の9.11テロ事件が起こったのは、この映画の公開より5年前の出来事です。

本作はこの事件の4番目の犠牲となったユナイテッド航空93便の乗員・乗客を襲った恐怖を、リアルな演出で描いた迫真のサスペンス・ドラマです。

また、有名俳優を用いず、実際の乗客を念頭に選ばれた俳優たちと実際のパイロットや管制官を起用しています。

航空機の離陸からハイジャック、そして悲しい結末に至るまで、時間の経過に沿って構成されています。臨場感あふれるドキュメンタリー・タッチで衝撃的な事件を伝える社会派サスペンスとして、十分おすすめ出来る傑作です。

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映画DVD・ヤ行 夕凪の街 桜の国

映画DVD・ヤ行 夕凪の街 桜の国 (2007)

今回の映画DVDは、「夕凪の街 桜の国」です。

本作「夕凪の街 桜の国」は、こうの史代さんの傑作コミック『夕凪の街 桜の国』(双葉社刊)を『出口のない海』の佐々部清監督が実写映画化した人間ドラマです。

昭和33年広島。皆実(麻生久美子)は同僚の打越(吉沢悠)から告白されます。しかし彼女は被爆体験と生き残った罪悪感が心の傷となって残り、やがて原爆症の症状が現れ始めます。

半世紀後の東京。皆実の弟の旭(堺正章)は家族に黙って広島へ向かいます。父を心配して後を追った娘・七波(田中麗奈)は、家族の歩みや自分のルーツを見つめ直します。

夕凪の街 桜の国のレビュー

過去と現代に生きる2人の女性を通じて、広島の原爆をめぐる家族の歩みを描いたヒューマンドラマです。原作は第9回手塚治虫文化賞新生賞、平成16年度文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞した、こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』です。

日常から過去の記憶をたどり、広島への想いを通じて生きることの大切さを語りかけてくれる、感動的な人間ドラマです。

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映画DVD・ヤ行 ユメ十夜

映画DVD・ヤ行 ユメ十夜 (2007)

今回の映画DVDは、「ユメ十夜」です。

本作「ユメ十夜」は、10の物語から成る夏目漱石の短編小説『夢十夜』を、それぞれ10人の監督が映像化した、オムニバス映画です。監督は第1話から順に、実相寺昭雄、市川崑、清水崇、清水厚(オープニング、エンディング兼任)、豊島圭介、松尾スズキ、天野喜孝、河原真明、山下敦弘、西川美和、山口雄大。

最愛の妻(小泉今日子)を突然亡くし、再会を待ち続ける作家(松尾スズキ)(第一夜)。懸命に悟りを得ようとする侍(うじきつよし)と、彼を挑発する和尚(中村梅之助)(第二夜)。

騒々しい子供たちの声のせいで、筆が進まない漱石(堀部圭亮)に、6人目の子を身ごもっている妻・鏡子(香椎由宇)は、子供の頃誤って落とした地蔵の首を戻す夢を見たと話し始めます(第三夜)。

田舎町に講演にやって来た漱石(山本耕史)は、思い出の世界に迷い込み、ある少女(菅野莉央)との淡く切ない過去を思い出します(第四夜)。

愛する夫(大倉孝二)の元へ疾走する女(市川実日子)と、それを阻む女の死闘(第五夜)。仁王像を彫る運慶(TOZAWA)を見て、自分にも出来るのではないかと思った男。石原良純さんが、本人役で登場(第六夜)。

巨大な船に乗っている旅人が、孤独に耐えかね、大海に身を投じます。3D-CGアニメーションとして製作された1編(第七夜)。執筆に悩む漱石(藤岡弘)の頭の中は、さまざまなイメージが彷徨っていきます(第八夜)。

母(緒川たまき)は、戦地の父(ピエール瀧)の無事を祈り、百度参りを続けます。しかし、父の意外な真実が明らかになります(第九夜)。色男の庄太郎(松山ケンイチ)は、美しい女(本上まなみ)について行きます。しかし、豚丼しかない食堂に案内され、獣の大群に襲われます。石坂浩二さんが平賀源内役で特別出演(第十夜)。

ユメ十夜のレビュー

「こんな夢を見た。」の一節から始まる、夏目漱石の短編小説「夢十夜」を、10人の監督が、それぞれの個性で解釈して映画化しました。清水崇監督のミステリアスな1編や、松尾スズキ監督のなんともいえないコメディなど、それぞれの強みが凝縮された作品です。

プロローグとエピローグを、戸田恵梨香さんが担当しています。それぞれの監督らしく、ホラーあり、コメディあり、ドラマありという、非常にバラエティに富んだ、贅沢なエンターテインメント作品です。

どの作品にも共通しているのは、それぞれの監督が楽しんで取り組んだことが感じられる点です。脚本を手がけた方々も豪華な顔ぶれで、どの作品がお好みか、見比べながら鑑賞するのが非常に嬉しい作品です。映画を見る前に原作を一読されることをおすすめします。

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映画DVD・ヤ行 ユア・マイ・サンシャイン

映画DVD・ヤ行 ユア・マイ・サンシャイン (2005)

今回の映画DVDは、「ユア・マイ・サンシャイン」です。

本作「ユア・マイ・サンシャイン」は、実話を元に、青年と女性との愛の軌跡を描いた、純愛ラブストーリーの感動作です。HIVに冒された、訳ありの女性と、純朴な男性を描きます。監督は、パク・チンピョ。

農村で暮らす36歳のソクチュン(ファン・ジョンミン)は、美しい女性、ウナ(チョン・ドヨン)に一目惚れし、プロポーズします。

ウナは、男性への不信感を持っていましたが、ソクチュンの純粋な気持ちに、心動かされ、結婚を承諾します。しかし、ウナの過去が明らかになり、彼女がHIVに感染していることが分かるのです、、、。

ユア・マイ・サンシャインのレビュー

HIVキャリアの女性の愛をめぐるドラマを描き、本国韓国では、300万人を動員した大ヒット作です。

周りを気にせず、愛に生きた男ソクチュンに、『甘い人生』のファン・ジョンミンさん。辛い人生を歩むウナに、『ハッピーエンド』のチョン・ドヨンさん。社会の常識を超えて生まれた純愛を、熱演しています。

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映画DVD・ヤ行 46億年の恋

映画DVD・ヤ行 46億年の恋 (2005)

今回の映画DVDレビューは、「46億年の恋」です。

本作「46億年の恋」は、刑務所で起きた殺人事件を中心に、2人の少年のストイックな愛の行方を描いた異色のドラマです。監督は、「着信アリ」の三池崇史。

監獄の雑居房で、香月(安藤政信)が有吉(松田龍平)に首を絞められて死亡するという事件が発生します。

有吉は、自分の罪を全面的に認めますが、警部(石橋蓮司)と警部補(遠藤憲一)は、事件の捜査を開始します。

おとなしく内向的な有吉と、暴力的な香月は、対照的なタイプで、偶然にも、同じ日に殺人罪で入所していました。一方、この刑務所の所長(石橋 凌)も、捜査線上に浮かび上がるのです、、、。

46億年の恋のレビュー

閉ざされた空間を舞台に、濃密な雰囲気で、哀しい色気に満ちたドラマが展開されます。安藤政信さんの肉体美、松田龍平さんの妖しい魅力が光ります。

悲惨な人生を歩んできた2人の青年が、運命の出会いを果たし、心の隙間を埋めていきます。言葉で語らず、繊細な表情で物語を綴る、神秘的で怪しい魅力を放つドラマです。

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